ミネラルウォーターの種類


水にもたくさんの種類がある、違いを知って飲み分けよう

日本の水道の普及率は97%を超え、全国どこにいても蛇口をひねるだけで、安全な水が手に入る国です。一方、世界に目を向けてみると、水道の普及は進んでいるものの、水道水をそのまま飲める国は日本を含めわずか8か国、そのまま飲めるが注意が必要な国が21か国と言われており、日本からの渡航者が多い台湾やタイ、中国といった国ですら、水道水をそのまま飲むことはできません。世界では、ほとんどの国でミネラルウォーターを購入するか、自宅でろ過や煮沸をしないと、飲料水を手に入れることはできません。日本はお水事情に非常に恵まれている国と言えますね。

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ミネラルウォーターには種類がある

ところで、一般的に「ミネラルウォーター」と呼ばれる水には、4つの種類があるのをご存じでしょうか?農林水産省による『ミネラルウォーター類(容器入り飲料)の品質表示ガイドライン』は以下の通りです。

① ナチュラルウォーター
特定の水源から採取された地下水を原水とし、沈殿・濾過・加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行っていないもの。
② ナチュラルミネラルウォーター
特定の水源から採取されたミネラルを含む地下水を原水とし、沈殿・濾過・加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行っていないもの。
③ ミネラルウォーター
特定の水源から採取されたミネラルを含む地下水を原水とし、品質を安定させるために、ミネラルの調整をしたり、複数の水を混合したり、紫外線やオゾンによる殺菌・除菌などの処理を行ったりしているもの。
④ ボトルドウォーター
純水、蒸留水、河川の表流水、水道水など。処理方法に規定はなく、大幅な改変を加えることもできる。

どのミネラルウォーターのラベルに明記してあるので、ぜひ一度確認してみてください。

ミネラルウォーターの硬度 硬水と軟水

ミネラルウォーターには、「軟水」と「硬水」という分け方もあります。
これは、1リットルのミネラルウォーターに含まれるマグネシウムとカルシウムの量によって算出した「硬度」を元にした分類です。

硬度の計算方法
硬度=(カルシウム量mg/L×2.5)+(マグネシウム量mg/L×4.1)

ミネラルウォーターの分類には国ごとの考え方に差があり、品名表示の方法も異なりますが、WHO(世界保健機関)では硬度60mg/L未満を軟水、60~120mg/Lを中硬水、120~180mg/L硬水、180mg/L以上を超硬水としています。一方日本では、硬度100mg/L以下の水を軟水とし、101~300mg/Lを中硬水、301mg/L以上を硬水とする分け方が一般的なようです。ミネラルウォーターの商品ラベルの栄養成分表示には、カルシウム量やマグネシウム量が記載されているので自分で算出することもできますが、硬度が記載されているものも多く見られますので、是非こちらもチェックしてみてください。

硬度によって特徴や味わいが違う

「硬度」がミネラルウォーターのすべてを表すわけではありませんが、その特徴を知る一つの目安になります。軟水と硬水に優劣はありませんが、水としての性質が異なるため、それぞれの性質を知り、うまく利用するのがおすすめです。

赤ちゃんのミルクの調整や幼児のいるご家庭には軟水

繊細な味付けや素材の風味を大切にする和食に向いているのが軟水です。日本人に馴染みのある飲みやすい水は軟水です。無味無臭なものが多いため、素材本来の味や風味を邪魔することがありません。お米の炊飯にも適しており、ふっくらつやつやなご飯が炊き上がります。まろやかな風味とさっぱりとした口当たりのお水が多いので、就寝前や体調が優れないときの水分補給にも、身体にやさしい軟水がおすすめです。また、肌や髪の毛にも優しく、石鹸や洗剤などの泡立ちも良いとされます。ところで、赤ちゃんや幼児にとって、マグネシウムがたくさん入った硬水は、胃腸に負担をかけすぎる懸念があります。体調を崩す原因にもつながりますので、ぜひ体に優しい軟水を飲ませてあげてください。

硬水は便秘改善や動脈硬化の予防に期待

例えば、硬水に多く含まれているカルシウムとマグネシウムは、血管を強くし、血液をサラサラにする効果が期待できるため、動脈硬化の予防につながります。また、マグネシウムは下剤にも使われる成分なので、慢性的な便秘に悩んでいる人にとっては便秘の改善が期待できます。料理では、肉の臭みを消したり灰汁を出したりする働きがあり、シチューなど洋風の煮込み料理に向いています。ただし、胃腸の弱い人はおなかが緩くなる可能性があるので不向きですし、お米を炊くと、カルシウムが吸水を妨げるため、ぼそぼそとした固いごはんになってしまいます。さらに、香りや繊細な風味を楽しみたい料理や飲み物にも適しません。

 

いろいろな水が店頭に並び、どれを飲もうか迷う昨今ですが、種類や硬度の違いを知っていると、お水の選び方のヒントになります。
一方で、人間の体は、自分の体調に合った水を、美味しいと感じるようにできているとも言われます。いろいろな効能が期待できることも大事ですが、「美味しい!」と感じる水を選ぶこともやはり大切なポイントです。
地表に降り注いだ雨粒が、30年間という時間をかけて岩盤を通り抜け、磨き上げられた美しい水へ。マンナミネラルウォーターは、重炭酸塩やシリカと言った稀少なミネラルを含むミネラルウォーターです。弱アルカリ性の軟水のため、赤ちゃんや小さなお子さまからご年配の方にも安心して飲んでいただける軟水です。ぜひ一度、お試しください。


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